スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

加藤美佐 × やわらかな鎖



皆様、こんばんは。
いよいよ来週の土曜日が本番!ということで。
ここからは、演者のお2人をご紹介してゆこうかと。
今回は、演出補の山下がお送り致します。

『天才劇団バカバッカ』(国民的アニメ「ドラえもん」で、ジャイアン役を務める木村昴さんが座長の劇団)
ではお馴染みの加藤美佐さん。

2015110615465596b.jpg


『idenshi195』へは初参加ということで、まずは、高橋郁子作品のベースについてお伝えするところからお稽古が始まりました。

他にはない、“楽譜の様な台本”の奏で方の基礎、
なんて言うと大袈裟かも知れませんが
郁子さんの求める感覚は本当に繊細なので
一つ一つ丁寧にやっていかねばなりません。

まずは
深みを出す為の楽器作りのコツから。

美佐さんは既に、アニメや吹替え等、プロとして活躍されており(詳しくはこちら
なおかつ生身のカラダ全部を必要とする舞台にも多く出演されていますので
言わずもがな基本が出来ているのですが
そこを解体し、物理的に説明してゆくと
あれよあれよと、更に良い方向へ変化してゆき
これは流石だなと、思いました。

具体的に言いますと。
表現を、音の高低差ではなく圧で魅せる方法。

例えば、役者としての歌のお仕事。
キーはそのままで、年齢、性別を変えたり
喜怒哀楽の変化を付けたりしなければならない時、
どうするか。
あくまでも、キーはそのまま。
リズムも楽譜通りで、です。

今回は歌ではなく語りですので、まずは地読みの部分。

明るいニュアンスを含んでいるように聞こえてしまう一文を、もう少し落ち着いた雰囲気にしてもらう為
とある方法で分解し発声してもらった後すぐ
また普通に読んでもらうだけで、
あら不思議。

発した本人はまだ??でも、聴いていた側は
“、、全然違う、、、”と、なるのです。

まさに、前回のブログで小島さんが仰っていた、
“針の穴に糸を通す”様な作業。

詳しくは企業秘密故、ここには書けませんが
あくまでも、耳心地に拘ります。

だけれども。
難しいのはここからで。

そこに気持ちが乗っからなくては、作品は完成しません。

音だけをなぞって表現しようとすると
それはそれは恐ろしい程につまらない
全く心に届かないものとなってしまうのです。

画も映像もない語り。

なのに、それが、目と目を合わせて言ったのか、背中越しに言ったのか、暑いのか寒いのか、
果ては匂いや色まで
言葉だけでイメージを伝えなければいけません。

技術でトーンを整え、そこに心を乗せてゆく作業。

そんな、頭がこんがらがりそうな細かい細かい演出を初回からされたにも関わらず、
美佐さんはどんどん吸収してゆき、期待以上のものを出してきてくれます。

なのでこちら側の要求も益々複雑になってゆき、ハードなお稽古となる訳ですが、、、
それでも

素直でまっすぐ真摯で
とても器用なのに、そこだけに頼らずキチンと気持ちで勝負をしてくれる素敵な役者さん。

休憩中に見せてくれる笑顔も、温かく清々しく
どんどん惹かれゆく山下でありますが

ぜひ、みなさまにもこの魅力に触れて頂きたく思いますので、
どうぞ足を運んで実際に体験して頂けましたら幸いです。

一日限定の公演ではありますが、心よりお待ちしております。

(山下亜矢香)




スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。