拝啓 峠三吉さま

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原爆詩集を語る。
あなたの作品を「今」を生きる聴き手の心に届ける。
そう決めた時に、わたしが選んだのは「教科書的ではない公演にする」ことでした。

文字情報や、語り手の個人的な思いを伝えるのではありません。
鮮明な情景を聴き手に想起させる工夫をし、会場を焦土に変えます。
そして、上畑正和さんの深く澄み渡る祈りの音で、焦土を包みます。

昨年の夏、3泊4日という短い滞在ではありましたが、わたしの持ちうる想像力を使って、できる限りの取材を行いました。東京に戻ってからも、いくつもの資料をあたりました。
その結果知ったのは、あなたは原爆投下の瞬間、爆心地にいなかったということです。
爆心地から仮救護所である被服廠までを行く体験を持たないあなたも、「想像力」によって原爆投下の爆心地の情景を綴ったのですね。

あなたからわたしたちへ、わたしたちから聴き手の皆さんへ、
本公演は「想像力」というバトンによって、あの日と今を繋ぐひとときとなるでしょう。
キャスト・スタッフ一同、心をこめてあなたの思いを届けます。
見守っていただければ幸いです。

かしこ
2017年1月 高橋郁子
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峠三吉生誕100年 平和祈念特別公演
朗読 原爆詩集

原作:峠三吉
脚本・演出:高橋郁子

原爆詩集_7320
1945年8月6日。午前8時15分。
28歳の峠三吉は、爆心地から3キロの自宅で被爆。
爆風により負傷しながらも、その足で知人の安否をたずね市内に入り、
涯しない瓦礫と燃えさしの堆積を見た。
知人を救護所に見舞い、
かつて人間の娘だったはずの、それらを見た。
音楽を愛し、童話を愛し、俳句を愛した三吉が、
原爆詩人へと変容せざるをえなかった景色がある。
市井の人々の思いがある。
今、あなたの隣に峠三吉が立つ。
現在とあの日を繋ぐ誘い人として。

生誕100年を翌日に控えた2017年2月18日、
深いピアノの旋律の中、
戦争を知らない世代が語る「言葉の楽譜」による朗読劇。
体感してください。
何もない空間が、想像力によって焦土へと変わる瞬間をーー。
原爆詩集_360
【日時】
2017年02月18日(土)
14:00/18:00
開場と受付は開演の30分前より開始。

【会場】
新宿 経王寺
〒162-0053 新宿区原町1-14
(大江戸線 牛込柳町駅より徒歩1分)
http://www.kyoouji.gr.jp/about/access.html

【料金】
前売3,000円/当日3,500円(全席自由)

【チケット取扱い】
カンフェティ
セブンイレブン発券/支払

電話予約:0120-240-540(平日10:00〜18:00)
カルテットオンライン
チケット予約/当日精算


【お問合せ】
idenshi195制作部
E-mail:info★idenshi195.com(★→@に変更してください)
TEL:080-5090-0195(留守番電話になる場合もあります)
公式サイト http://idenshi195.com


【出演】
麻宮チヒロ
石山千明
池田翔輝
岡田花菜
小野晋太朗
小林茜
児玉華奈
佐藤恵
竹田真季
吉田瑞樹

祁答院雄貴(アクトレインクラブ)
山下亜矢香(アーツビジョン)

美斉津恵友(花組芝居)

ピアノ:上畑正和


【スタッフ】
音 響:木内拓
演出補:山下亜矢香
制 作:保坂藍
衣装協力:竹内陽子
撮影協力:辻村美奈
制作協力:梅屋サム/小島久弥子
プロデュース協力:倉垣吉宏

【公演協力】
アーツビジョン/アクトレインクラブ/演劇集団アクト青山/演劇集団ふらっと/演劇らぼ・狼たちの教室/つきかげ座/ディーカラー/花組芝居/ピースヒロシマ実行委員会/舞台芸術創造機関SAI/こもだまり(昭和精吾事務所)/堤真理子(コスモスペース)/寺脇研/東野醒子(激弾BKYU)/ホンマアキコ

取材協力:土肥幸美/なかにし鈴子/森下弘

後援:経王寺
企画製作:idenshi195
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