こもだまり × idenshi195

こんばんは。
ブログだけお手伝いしてますStaff黒子です。
本番まで1週間をきりました。稽古も佳境を迎えています。

さて、本日は姉・史美役のこもだまりさんをご紹介!
まりさん1

初めて知る方はどこからが名字で、どこからが名前か戸惑う方が多いそうです。
お教えします「こもだ・まり」さんです。

主宰の高橋さんが「実はidenshi195 第0回公演」と呼んでいる2011年版の『潮騒の祈り』では海役を演じて(語って)います。
上の写真は当時の稽古の際に撮ったものです。
また今回美術を担当しているホンマアキコさんの個展のイベント(2012年「パアフェクト・ワールド」)でも、
高橋作品の『月想〜今昔物語集第27巻第24話より〜』を語っていますので、今回は3回目のタッグとなります。

まりさんは「変幻自在」な女優さんです。
写真を沢山お借りしたので、その変幻ぶりとともにご紹介します。

まずこちら。
まりさん2
天井桟敷で寺山修司とともに活動されていた昭和精吾さん(今年の夏、天寿を全うされました)の元で語りを続けてこられました。
もともとまりさんも「語りの台本は楽譜である」という思考をお持ちでいて、高橋さんと出会ってその偶然にお互い驚いたそうです。

引き合わせたのは、2011年・2014年版『潮騒の祈り』で母役を演じられた東野醒子さん。繋がってますねー!
そのあたりはまりさんのブログに詳しいです。

さて、次にこちら。
まりさん3
西邑卓哲さんとのユニット麻邑楽では、演出・脚本・語り・歌を担当する多才ぶり!

どんどんビックリしていただきたい。どん!
まりさん4
こちらは先日、虚飾集団廻天百眼に客演されたときのもの。凛々しい!

さらにどん!
まりさん5
こちらは9月に舞台芸術機関SAIに出演されたときのもの。こんな先生に叱られてみたい!

他にもご紹介したい(アリスとかハロウィンの仮装とかの)写真があるのですがぐっとこらえておきます。
ご覧になりたい方は、まりさんのツイッターへ!


そんなまりさん。
『やわらかな鎖』ではナチュラルな芝居(語り)をしています。
演出部の(高橋さん・山下さん)からの音の要求にも、瞬時に反応されます。
今まで昭和さんの元で積み重ねてきたものを、惜しみなく出してくださってるのかな、と黒子は感じます。

それから私、小耳にはさんでしまったのですが、
高橋さんがつい先日「本番までにもっとまりさんをこじあけてみたい。まりさんならきっと大丈夫」と言ってました。
ヒー、なにするつもりですか! 怖い!でも見てみたい!

そんなまりさんの別の一面を見たいそこのあなた。
11月14日、キャスト・スタッフ一同、お寺でお待ちしておりますよー!

ご予約は→こちら
公式サイトは→こちら

(Staff黒子)
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加藤美佐 × やわらかな鎖



皆様、こんばんは。
いよいよ来週の土曜日が本番!ということで。
ここからは、演者のお2人をご紹介してゆこうかと。
今回は、演出補の山下がお送り致します。

『天才劇団バカバッカ』(国民的アニメ「ドラえもん」で、ジャイアン役を務める木村昴さんが座長の劇団)
ではお馴染みの加藤美佐さん。

2015110615465596b.jpg


『idenshi195』へは初参加ということで、まずは、高橋郁子作品のベースについてお伝えするところからお稽古が始まりました。

他にはない、“楽譜の様な台本”の奏で方の基礎、
なんて言うと大袈裟かも知れませんが
郁子さんの求める感覚は本当に繊細なので
一つ一つ丁寧にやっていかねばなりません。

まずは
深みを出す為の楽器作りのコツから。

美佐さんは既に、アニメや吹替え等、プロとして活躍されており(詳しくはこちら
なおかつ生身のカラダ全部を必要とする舞台にも多く出演されていますので
言わずもがな基本が出来ているのですが
そこを解体し、物理的に説明してゆくと
あれよあれよと、更に良い方向へ変化してゆき
これは流石だなと、思いました。

具体的に言いますと。
表現を、音の高低差ではなく圧で魅せる方法。

例えば、役者としての歌のお仕事。
キーはそのままで、年齢、性別を変えたり
喜怒哀楽の変化を付けたりしなければならない時、
どうするか。
あくまでも、キーはそのまま。
リズムも楽譜通りで、です。

今回は歌ではなく語りですので、まずは地読みの部分。

明るいニュアンスを含んでいるように聞こえてしまう一文を、もう少し落ち着いた雰囲気にしてもらう為
とある方法で分解し発声してもらった後すぐ
また普通に読んでもらうだけで、
あら不思議。

発した本人はまだ??でも、聴いていた側は
“、、全然違う、、、”と、なるのです。

まさに、前回のブログで小島さんが仰っていた、
“針の穴に糸を通す”様な作業。

詳しくは企業秘密故、ここには書けませんが
あくまでも、耳心地に拘ります。

だけれども。
難しいのはここからで。

そこに気持ちが乗っからなくては、作品は完成しません。

音だけをなぞって表現しようとすると
それはそれは恐ろしい程につまらない
全く心に届かないものとなってしまうのです。

画も映像もない語り。

なのに、それが、目と目を合わせて言ったのか、背中越しに言ったのか、暑いのか寒いのか、
果ては匂いや色まで
言葉だけでイメージを伝えなければいけません。

技術でトーンを整え、そこに心を乗せてゆく作業。

そんな、頭がこんがらがりそうな細かい細かい演出を初回からされたにも関わらず、
美佐さんはどんどん吸収してゆき、期待以上のものを出してきてくれます。

なのでこちら側の要求も益々複雑になってゆき、ハードなお稽古となる訳ですが、、、
それでも

素直でまっすぐ真摯で
とても器用なのに、そこだけに頼らずキチンと気持ちで勝負をしてくれる素敵な役者さん。

休憩中に見せてくれる笑顔も、温かく清々しく
どんどん惹かれゆく山下でありますが

ぜひ、みなさまにもこの魅力に触れて頂きたく思いますので、
どうぞ足を運んで実際に体験して頂けましたら幸いです。

一日限定の公演ではありますが、心よりお待ちしております。

(山下亜矢香)




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